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2016/01/02

調査1

第11話

アンテナの位置を数m移動させることにより、マルチパスの影響を低減させることができるかもしれないというアドバイスに従って、試行錯誤してみた。
その結果

1 元位置(最初に設置した位置)
ノイズフロア=-69.0dBFS、時報(880Hz)のTHD+N=0.83%
前記事では
ノイズフロア=-71.3dBFS、時報(880Hz)のTHD+N=0.83%
であったが、コンディションによって微妙に変わるようだ。

2 アンテナ2mほど横移動(つっぱり棒を利用してるので簡単に移動できる)
ノイズフロア=-74.2dBFS、時報(880Hz)のTHD+N=0.76%

3 共用(解放)廊下の手摺より外へアンテナを設置(10Fなので落とすと大惨事になるため緊張した(-_-))
ノイズフロア=-74.1dBFS、時報(880Hz)のTHD+N=0.79%

アンテナを移動することにより、ノイズフロアは5dB程度改善し、THD+Nも若干良くなっている。他の位置にも移動させてみたが、データは誤差程度の違いしか出なかった。
なぜノイズフロアが改善したのか?は、第7話の写真に答えがある。
写真では共用廊下に設置したFMアンテナと照明装置が一緒に写っている。我がマンションも電気代節約のため共用部分はすべてLED化されており、たぶんLED照明のノイズが悪さをしていると思われる。

しかし、元位置以外ではどこへ移動してもほぼ誤差程度しか違わず、THD+Nが0.3%を切るなんてことはとても無理な感じであった。

アドバイスをいただいたFPGAチューナー製作者様も、これだけ変わらないのもおかしいと思われたようです。
過去に同じような事象があり、結果FM放送中継局が出す電波自体が歪んでいたということがあったそうだ。

そこで、中継波について実際に直近まで行き、調査することにした。

FPGAチューナーはDC5Vで動作する。スマホ用の補助バッテリーとUSB(A)←→DC変換ジャックを使う。
MacBookもバッテリー駆動させることができるため、簡単にモバイル受信ができる。
幸い中継所のある本宮山山頂には駐車場があるため車で簡単にアクセスできる好条件であり、2015年3月21日に出かけてみた。

201601021
ただいま録音中。アンテナはカメラ用三脚に突っ張り棒をマジックテープでくくりつけ、そこに設置している。

201601022
山頂の碑

この日は下界は暖かだったが、山頂付近は霧が出て寒かった(ー_ー;)
駐車場とFM中継送信アンテナの距離は目と鼻の先。送信出力50Wながら、さすがに近すぎてFPGAチューナーのアンテナ入力過大のランプが点灯してしまった。念のためと買っておいたアンテナ用アッテネーター21dB(6+15dB)を入れることにより回避することができた。
そして、録れた時報データを解析したものがこれ。

201601024

この頃には自分のWindowsPCにWaveSpectraというフリーソフトを入れ、自分で解析できるようになった。
結果THD+N=0.78%。

中継局直近で絶対にマルチパスが起きないような距離において、自宅での波形とほぼ変わらないという結果となった。
ということは、中継局の出すFM波は送信の段階で既に歪みが混入しており、受信側でどんなに高性能な受信機を使おうが、どんなに高性能なアンテナを使おうが、中継局を見通せる良いロケーションに住もうが、歪みの無い放送を聞くことは不可能であるということ。

ここでもう一つはっきりとした結論が出た。

【NHK−FM本宮山中継所の出す放送波はロクでも無い(` ^’)凸】

#たぶん民放局も同じ場所で中継してるので、同じ結果だと思うが、民放FMはどーでもいい(ー_ー;)

201601023

名前の通り、山頂には立派な神社がある。

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